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「渓流のアルピニスト」 ボウズハゼの岩登り 和歌山・古座川町

ABCニュース 2024年8月2日 22時18分

 和歌山県古座川町の名勝「滝ノ拝」で、断崖絶壁の岩肌に吸い付きながら登る、ボウズハゼの岩登りが見ごろを迎えています。

 和歌山県古座川町にある天然記念物の「滝ノ拝」では、毎年、この時期に急流に逆らって岩を登るボウズハゼの姿を見ることができます。

 ボウズハゼは体長約10センチほどで、頭がお坊さんのように丸いことなどが名前の由来だとされています。

 水面から身を躍らせ、口と腹びれに付いた吸盤を器用に使って急流を登っていく姿は、「渓流のアルピニスト」とも呼ばれています。

 激しい水流の中を懸命に進むボウズハゼの岩登りは、9月中旬ごろまで見ることができます。

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