大阪万博会場の隣で整備が進む「ＩＲ」をめぐり、万博協会の会長らが開催中の工事中断を求めていることが分かりました。
カジノを含むＩＲ・統合型リゾートの施設は、夢洲の大阪・関西万博会場の隣で２０３０年の開業を目指して整備が行われています。
ＢＩＥ・博覧会国際事務局の事務局長や、万博協会のトップを務める経団連の十倉会長らが万博期間中の工事中断を大阪府と市に求めたことが分かりました。
ＩＲ工事の騒音や景観への影響を懸念しているということです。
府市とＩＲ事業者は近く協議する予定ですが、事業者は現時点で工事中断の予定はないとしています。
また府市と協会では、高い壁をつくり工事現場を遮るといった対策も浮上しているということです。