補助金1100万円あまりが使途不明です。
堺市社会福祉協議会によりますと去年1月、ボランティア活動などを行う福祉委員会の1団体で、「活動に使用されていないにも関わらず補助金を受け取っている」と情報提供があったということです。
協議会が調査した結果、この福祉委員会の元代表の男性(70代)が補助金を1人で管理・運営していた可能性が高く、男性からは活動実績を証明する書類の大半が提示されなかったということです。
社会福祉協議会は2005年度から17年間交付した補助金あわせて1100万円あまりを使途不明金と判断し、元代表を相手取り遅延損害金を含めた約1500万円の損害賠償を求め裁判所に提訴しました。
元代表は「私的な使用は一切ない」と説明しているということです。