徳島市の住宅で高齢男性の変死体が発見されました。
新聞受けから消火剤が撒かれた跡があり、警察は事件の可能性もあるとみて捜査しています。
徳島県警によりますと６日午後２時１０分ごろ、徳島市伊月町にある集合住宅の一室で、この部屋に住む矢武健治さん（７６）が台所で倒れ死亡しているのが見つかりました。
警察が司法解剖をしたところ、矢武さんの手足には打撲の跡があり死因は外傷性血気胸だったということです。
また住宅には、玄関の新聞受けから室内に向けて消火剤が撒かれた跡があったということです。
使用されたと見られる消火器は、現場付近の屋外で発見されたということです。
警察は、矢武さんがなんらかの事件に巻き込まれた可能性があるとみて捜査しています。