JR西日本は、鉄道設備のメンテナンスで使用している「人型ロボット」を初めて公開しました。
操縦者が顔を動かすとロボットも連動して動いたり、タイムラグがなく操縦できたりと、実際の作業に似た感覚で操作ができます。
重さ40キロのものまで持ち上げることができ、高さは最大で12メートルの場所での作業が可能だということです。
JR西日本は、架線の塗装や沿線の木の伐採などに使用する予定で、先月20日に、JR和歌山線の架線のメンテナンスでこのロボットを初めて使用しました。
ロボットの導入でおよそ3割の人手削減が見込まれているということです。