京阪バスが、大阪府交野市を走る路線バスの一部ルートを来年3月に廃止する方針で検討していることがわかりました。
交野市によりますと5日、京阪交野市駅とJR星田駅やJR河内磐船駅を結ぶルートなど、複数の路線について、来年3月に廃止する案が、京阪バス側から示されたということです。
停留所も、27ヵ所、廃止する予定とみられます。
(利用者)「困ります。どうしたら動けるのって」
(利用者)「父も(免許)返納してるんで、バスなくなったらどこにも行けなくなっちゃう」
市は、京阪バスに代わる移動手段を確保する方針で来月の議会で整備にかかる費用を盛り込んだ補正予算案を提出する見通しです。
京阪バスは、廃止の理由について「運転士不足が深刻化し、本来必要な人員の1割ほどが足りない状況」「市と、十分協議を尽くしていきたい」としています。