お盆の夏空を彩る京都の伝統行事、「五山の送り火」が行われ、京都市内を囲む山々に「大」などの文字が浮かび上がりました。
五山の送り火はお盆に迎えた先祖の霊を送り、無病息災を祈る伝統行事です。
午後８時、東山の如意ヶ嶽で護摩木に火がともされると、夜空には大きな「大」の字が浮かび上がりました。その後５分おきに「妙法」の字や「船形」などにも次々と点火され、鮮やかに浮かんだ送り火を家族連れの見物客らが見つめました。
（見物客）「８月１６日は集まって来るようにしています。おじいちゃんのことを思ってます」
警察によりますと、今年はおよそ４万７千人の人出があったということです。