マレーシアから５億９００万円相当の覚せい剤を密輸した疑いです。
（記者リポート）「こちらの大量の覚醒剤が薄くのばされ、ラミネートシートの中に隠されていたということです」
覚せい剤取締法違反などの疑いで逮捕・起訴されたのは、マレーシア国籍で住居不定の会社員、モハマッド・タウフィキラー・ビン・モハマッド・ラッジー被告（２８）です。
モハマッド被告は先月、約７．７キロ・末端価格５億９００万円あまりの覚せい剤を、旅客機でマレーシアから関西空港に密輸した疑いがもたれています。
警察は認否を明らかにしていません。
大阪税関などによりますと覚せい剤は、ファイルの中などに隠され、スーツケースに入っていました。
過去１０年間に関西空港で摘発された旅客機を利用した密輸事件のうち、３番目に多い量だということです。