水害で犠牲になった住民を追悼しました。
来月で発生から１３年を迎える紀伊半島大水害では、死者、行方不明者は８８人に上り、奈良県十津川村では住民７人が死亡し、６人の行方が分かっていません。
毎年開かれる水害慰霊祭では、古くは１６８人が亡くなった１８８９年の大水害を含め、これまで犠牲になった住民らを追悼しています。
２０日は村の関係者や遺族ら、約７０人が参列しました。
（紀伊半島大水害で両親を亡くした人）
「消防や自衛隊の方が母親をさがしてくれたことがいまだに忘れられなくて、つい最近あったような気がして、時間は流れているようで止まっているという気持ちもありました」