去年３月、大阪市立小学校の教師の女が、２度にわたり交通事故を起こし計２人に重軽傷を負わせていたことがわかりました。
１度目の事故では無免許運転の上ひき逃げをしたといい、女は今月、在宅起訴されたということです。
大阪市教育委員会によりますと、大阪市立小学校の教師の女（２９）は去年３月１６日、阿倍野区の路上で免許が失効したまま車を運転し、前方に停まる車の近くにいた人物に左サイドミラーなどを衝突させて転倒させ、右太ももの骨を折る重傷を負わせました。
女は事故を警察に報告せず、その場を去りました。
さらに女はその１０日後に、東住吉区の交差点で信号待ちをしていた車に後ろから衝突し、車の運転手に首のねんざなどの軽傷を負わせました。
女は今月２日に道交法違反や自動車運転処罰法違反の罪で在宅起訴されたということです。
大阪市教育委員会は「児童・保護者・市民の皆様の信頼を著しく失墜させる事態で深くお詫び申し上げる。事実関係を確認の上、厳正に対処し、信頼回復に努める」とコメントしています。