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米農家は1週間早く稲刈り 「非常に強い」勢力に各地で備え 台風10号日本縦断の恐れ 30日に近畿に最接近か

ABCニュース 2024年8月26日 17時51分

 日本の南の海上を進む台風10号は、当初の予想より西寄りのコースとなり、28日から29日にかけて九州へ。その後、30日に近畿地方に最接近するとみられています。

 今回の台風、海水温が高いエリアを進むため、一時「非常に強い」勢力に。中心付近の最大瞬間風速は60m。これは2018年、近畿地方を襲った台風21号に匹敵するほどです。

 また、今回の台風はスピードが遅いため、長期間に渡って雨・風ともに強まる見込みで、早めの備えが各地で進められています。

(和歌山・那智勝浦町の漁師)

「台風のコースが変わって、鹿児島のほうに向いていきましたからね。念のため、ロープ(での対策)をとっています」

 新米の出荷が近づく兵庫県豊岡市。こちらの米農家では、台風による被害を最小限にとどめるため、通常より1週間ほど早く稲刈りを始めました。

「(台風が)到着するまでに、できる限り稲刈りを進めていきたい。どうしてもかちあう部分が出てきますので、その部分はしかたない。いざ台風が来てしまったら何もできないという、そこがちょっと歯がゆいというか、どうしようもないところ」

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