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親知らず抜歯手術で17歳死亡 歯科医師2人を書類送検 「チューブの位置異常を確認しなかった」

ABCニュース 2024年8月26日 19時8分

 親知らずの抜歯手術で患者を死亡させたとして、歯科医師2人を書類送検です。

 業務上過失致死の疑いで書類送検されたのは、堺市にある「重度障害者歯科診療所」の男性院長(55)と女性歯科医師(34)です。

 2人は去年7月、大阪府内の特別支援学校に通う富川勇大さんの親知らずを抜歯するため、全身麻酔で手術をしました。

 しかし富川さんが呼吸不全の状態になっても、呼吸を管理するチューブが適切に入っているか確認しなかった疑いなどがもたれています。

 富川さんは心肺停止となり病院に搬送されましたが、翌月、死亡しました。

 警察によりますと、富川さんの胃や小腸などには約3リットル以上の空気が入っていたということです。

 男性医師らは、警察の調べに「チューブの位置異常を確認しなかったことがミスであると思っている」という趣旨の話をしていたということです。

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