小林製薬の「紅麹サプリ」をめぐる健康被害の問題で、大阪市は原料を製造していた工場を立ち入り調査しています。
午前10時前、大阪市の職員が小林製薬の旧大阪工場に3度目の調査に入りました。
この問題では、紅麹の原料から青カビ由来とみられる毒性の成分・「プベルル酸」が検出されていて、製造記録の確認や当時の状況などを聞き取るということです。
今後、市は厚労省が実施する「プベルル酸」やそれ以外に検出された2種類の化合物の毒性試験の結果を受け、健康被害の特徴と一致するかなどを調べます。
健康被害とサプリの摂取に因果関係があるのか、今年の秋をめどに特定する方針です。