今シーズン不漁だった、びわ湖産のアユが安定して生まれ育つように、滋賀県高島市では親アユの放流量を増やしています。
この日は水産振興協会の職員らが、産卵直前の親アユ1トンを安曇川の人工河川に放流しました。
びわ湖では今シーズン、産卵期の高温の影響で天然ものは例年の2割程度しか産卵できず、著しい不漁となりました。
このため温度管理が出来る人工河川への放流量を例年より8トン増やし、20トンを9月中に放流する予定にしています。
放流された親アユは1週間ほどで産卵し、10日ほどで稚魚がびわ湖へ入っていくということです。