小型クジラやイルカの追い込み漁が1日に解禁された和歌山県太地町で、今シーズン初となるハナゴンドウ10頭が8日捕獲されました。
港を出発した10隻の船団は午前6時ごろ、熊野灘でハナゴンドウ40頭の群れを発見し、太地町の湾内に2時間かけて追い込みます。
その後、乗組員が網をかけ、ハナゴンドウ10頭の捕獲に成功しました。
1日に解禁された追い込み漁は台風の影響で、最初の漁が5日になり、捕獲は8日が初めてです。
海岸付近では、海上保安庁や警察らが警戒にあたりましたが、反対派の妨害活動などは見られませんでした。
追い込み漁は来年4月末まで続きます。