結婚は、「財産をもらうためだった」と、メッセージを送っていたということです。
起訴状などによりますと、元妻の須藤早貴被告（２８）は２０１８年５月、当時夫だった野崎幸助さん（当時７７）に和歌山県田辺市の自宅で致死量の覚醒剤を摂取させ殺害した罪に問われています。
１２日の初公判で須藤被告は「私は社長を殺していません」などと起訴内容を否認し、弁護側は無罪を主張しています。
１３日の裁判では検察が、須藤被告が友人に送ったとされるメッセージを読み上げました。
被告は事件後、「（結婚は）財産をもらうためだった」、「財産は桁外れだから全部を出すのに時間がかかる」などのメッセージを送っていたといい、事件翌日にも「車買うならフェラーリ」と被告が送っていて、友人は事情聴取の際、「（事件があったのに）普通過ぎて怖い」と話していたということです。
判決は１２月１２日に言い渡される予定です。