マンションの暗証番号式の部屋の鍵を推測して解錠し、女性宅に忍び込んだとして27歳の男が逮捕されました。
男は電子キーを押した痕跡から番号を当てたとみられ、警察は「誕生日などの推測しやすい番号は危険」と呼びかけています。
住居侵入などの疑いで逮捕された大阪府吹田市の柳原伸嗣容疑者(27)は5月中旬、府内のマンションの30代女性が住む部屋で、暗証番号式の電子キーを解錠して、室内に侵入した疑いなどが持たれています。
警察の調べに対し、「1人暮らしの女性の生活に興味があった」「遊び感覚で暗証番号を当てていた」などと供述しているということです。
警察によりますと、柳原容疑者はマンションの集合ポストから郵便物を盗みとって女性が暮らす部屋を探し当て、部屋の電子キーに残された油分など、タッチした痕跡から番号を推測していたということです。
少なくとも2人の女性の部屋に侵入したとみられています。
8月、柳原容疑者が女性宅に侵入しようとした際、ドアは内側からU字ロックがかかっていて、ドアの開閉に気付いた女性が警察に相談。
警察が捜査して逮捕に至ったということです。
柳原容疑者はほかにも大阪市内の駅のエスカレーターで見知らぬ女性のスカート内を盗撮し、精液のようなものをかけた疑いももたれているということです。