高市早苗氏の事務所 総裁選前のリーフレット郵送めぐり「投票依頼をするものではない」と釈明

　自民党総裁選に出馬する高市早苗・経済安保担当大臣が、党が禁止する政策リーフレットを郵送したことをめぐって１８日、高市事務所の所長が奈良市内で会見を開き、“総裁選のための内容では無い”と説明しました。

　所長の説明によりますと、高市氏がリーフレットの原稿を書き終えたのは７月末で、まだ総裁選については何も決まっていなかったといいます。

　リーフレットの中身についても大臣として取り組んできた内容に留まり、「総裁選に関わることは一文字も書いておらず、投票依頼をするものではないと断言できる」と釈明しました。

　今回の総裁選で自民党は、金のかからない選挙を目指し、政策パンフレットの郵送や、ネットの有料広告などを禁止していて、党の執行部は高市氏にリーフレットの配布は不適切だと注意をしていました。