県議会で不信任決議が可決された兵庫県の斎藤知事が、30日付で失職した上で、出直し選挙に臨む意向を固めました。
19日に県議会で斎藤知事に対する不信任決議が全会一致で可決され、知事は29日までに辞職するか、議会を解散、あるいは30日の午前0時に失職するかの選択を迫られていました。
県議会関係者によりますと、斎藤知事は辞職や議会の解散をせず、失職した上で出直し知事選挙に臨む考えであることが分かりました。
知事選は50日以内に実施され、任期は新たに「4年間」となります。
斎藤知事はいつもであれば10時頃に登庁しますが、県によると、26日はまだ登庁していないということです。
知事はこのあと、午後3時から会見をする予定です。