和歌山県田辺市の熊野本宮大社で、名湯・本宮温泉郷の繁栄を祈る「献湯祭」が営まれました。
熊野本宮大社には２８日、川湯・湯の峰・渡瀬の各温泉がある熊野本宮温泉郷の旅館や民宿の経営者らが参列し、朝一番に汲み上げた「一番湯」を大樽に注いで神前に供え、温泉郷の繁栄を祈りました。
（熊野本宮観光協会・名渕敬会長）
「１年本当にありがとうございましたという気持ちと、これから１年よろしくお願いしますという気持ちで、ご奉納させていただきました」
参列者は温泉という自然の恵みに感謝するとともに、秋の観光シーズンを迎えて千客万来を祈りました。