放置自転車を撤去して歩いて楽しめる街を目指します。
大阪・ミナミで通行の妨げとなる放置自転車について、大阪市は去年から見つけ次第、札を貼って撤去する「リアルタイム撤去」を実施していました。こうした取り組みについて、専門家らで作るワーキンググループはきょう、放置自転車の台数が最大で38%減ったとする調査結果を公表しました。
ミナミ自転車対策ワーキング栗原智一氏
「自転車から徒歩に行動変容していただいているという内容が起こっているという兆しを発見できたと」
ワーキンググループは今後、リアルタイム撤去の継続に加え、放置自転車に貼るタグや折り込みチラシを使った啓発活動なども実施し、ミナミを、歩いて楽しめる「ウォーカブルエリア」にすることを目指すとしています。