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対立組織の組員に拳銃6発 殺人未遂などの罪 中田浩司山健組組長の初公判 「すべてまちがっています」と起訴内容を全面否認

ABCニュース 2024年10月8日 12時25分

 5年前、神戸市で山口組系の組員が銃撃された事件で、当時対立していた暴力団・組長の裁判員裁判が開かれ、組長は起訴内容を「すべてまちがっています」と否認しました。

 起訴状によりますと、当時、神戸山口組の傘下にあった山健組の組長中田浩司被告(65)は2019年8月、神戸市中央区で、対立していた山口組系弘道会の組員を拳銃で6発撃ち、殺害しようとした殺人未遂などの罪に問われています。

 8日の初公判で中田被告は、「すべてまちがっています。私は犯人ではありません」と起訴内容を否認しました。

 検察は冒頭陳述で「事件現場の防犯カメラの人物の服装と、事件当日、別の場所の防犯カメラに映った中田被告の服装が同じだった」などと指摘しました。

 弁護側は「被告の犯行だと直接証明する証拠はない」と主張しました。

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