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【紅麹問題】大阪市が一連の被害を「食中毒」と判断 被害規模や汚染経路の特定へ 調査結果を来年3月までにとりまとめ

ABCニュース 2024年10月10日 19時20分

 小林製薬の紅麹サプリ健康被害問題で、大阪市が一連の被害を食中毒と判断しました。

 小林製薬の紅麹原料を使ったサプリをめぐる健康被害問題で、大阪市は5回目の対策本部会議を開き、一連の被害を食中毒と判断して今後、被害規模や汚染経路を特定していくと発表しました。

 9月、厚労省の毒性試験の結果で腎障害を引き起こしたのは青カビが作る「プベルル酸」が原因だと確認されました。

 また、プベルル酸を含む製品を摂取し健康被害があった人を診察した医師から食中毒であるとの届出が複数あり、大阪市は一連の被害を食中毒と判断しました。

 今後は食中毒の症状や規模を特定し、汚染経路を推定した上で、すべての調査結果を来年3月までにとりまとめます。

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