2025年大阪・関西万博で、府市などが出展する「大阪ヘルスケアパビリオン」のアテンダントが着用するユニフォームが公開されました。
鮮やかなブルーのグラデーションが印象的なユニフォーム。パビリオンのテーマ「リボーン」から着想し、水や自然を表しています。
万博において「パビリオンの華」とも言われる、アテンダントのユニフォーム。手がけたのは、大阪ヘルスケアパビリオンの運営チームと、髙島屋です。製作は約1年前からスタートしました。
(ユニフォーム担当・栗田ひかりさん)
「みんなにいいなと思ってもらえるようなものに、なるといいなと思ってます」
ユニフォームに求められるのは、男女共用のデザインであること、万博期間中の季節の変化に対応できること、そして、終了後にリサイクルできることです。
(デザイナー・小出真人さん)
「2050年をイメージしてるパビリオンなので、近未来的な印象を感じさせるようなことを考えていて、水の流れとかの、曲線的なフォルムでデザインを構成していく」
当初、デザインは万博1年前の4月を目標に公表する予定でしたが…
(ユニフォーム担当・橋本多功さん)
「公表を是が非でも4月にやるというのはやめます。よりよくデザインを作っていきたいと、より思いを強くしましたので」
髙島屋が提出した原案は、ボトムがタイトなパンツスタイル。しかし、パビリオン側からはより幅広い世代が着用しやすいようにと、ブラッシュアップを求められました。
(ユニフォーム担当・栗田ひかりさん)
「もっとトントンといくかと思いつつだったんですけど、思ったよりいかないですね」
デザインを再考し…
(デザイナー・小出真人さん)
「ワイドパンツという形で、当初のデザインよりもより中性的なイメージで」
何度も調整を重ね、いよいよ万博半年前のタイミングで、お披露目されました。
(ユニフォーム担当・栗田ひかりさん)
「これから皆さんの反応を聞いてドキドキしますけど、『ヘルスケア』っていう部分がテーマのひとつにあるので、そういった部分とのマッチというのも感じていただきたいと思います」
大阪ヘルスケアパビリオンを象徴するユニフォーム。身にまとった124名のアテンダントが来年春、来館者を出迎えます。