兵庫県尼崎市にある自立支援施設で、59歳の男性を暴行し死亡させたとして、17日、45歳の男が逮捕されました。
傷害致死の疑いで逮捕されたのは、住居不定・無職の與那嶺通孝容疑者(45)です。
與那嶺容疑者は、今月12日午後1時ごろ、入居していた尼崎市内の自立支援施設で、同じく入居者の川添宏文さん(59)に、腹を膝蹴りするなどして傷害を負わせ、14日ごろに死亡させた疑いが持たれています。
警察によりますと、與那嶺容疑者と川添さんは部屋が隣同士でした。
事件当時、川添さんが與那嶺容疑者のテレビの音量が大きかったため静かにするよう注意したところ、複数回殴る蹴るの暴行を受けたということです。
15日午前、施設の職員が自室のベッドで死亡している川添さんを発見し消防に通報。
司法解剖の結果、死因は腹腔内出血によるショック死で、12日の暴行が原因とみられることがわかり、警察は與那嶺容疑者を逮捕しました。
調べに対し與那嶺容疑者は、容疑を認めているということです。