Infoseek 楽天

「敵対勢力から守る」女性2人を監禁し洗脳か 金品だまし取った疑いで無職の22歳男逮捕 脅迫メール1700通

ABCニュース 2024年10月17日 20時7分

 女性2人を部屋に監禁し、”敵対勢力”に狙われているなどと洗脳し、金品をだましとったとして22歳の無職の男が逮捕されました。

 住居不定・無職の白石光弘容疑者(22)は6月、大阪府内の集合住宅で20代の女性2人に対し、”敵対勢力”の存在を信じ込ませ、危害を加えるようとする”敵対勢力”から守るためだとして、2日間部屋に監禁した疑いなどがもたれています。

 被害者の知人が大阪府内の交番に「友人が白石という男に監禁されていて、無理矢理自動車を何台も購入させられている」などと相談がしたことから事件が発覚したということです。

 警察によりますと、白石容疑者は監禁していた女性のうち1人の元交際相手で、ヨリを戻したいと考えて”敵対勢力”をでっち上げてなりすまし「言うことを聞かないと家族に危害を加える」などと脅迫する内容のメールを送る一方で、被害者には優しく接することで洗脳したということです。被害者2人のスマートフォンにはあわせて約1700通の脅迫メールが送られていました。

 白石容疑者は”敵対勢力”から女性2人の身を守るためだと嘘をつき、拳銃の購入費用をだましとったり、車を購入させたりしていたということです。

 警察の調べに対し、白石容疑者は「楽して生活するために自分の欲しいものを全て得たいという欲求を満たすために2人を洗脳した」と容疑を認めています。

この記事の関連ニュース