京都・鴨川の生態系に影響を与える外来植物の繁殖を防ごうと、学生ボランティアらが19日、駆除活動に参加しました。
特定外来生物の「オオバナミズキンバイ」は、水面を覆うほどの強い繁殖力を持ち、生態系への影響が懸念されています。
これまでに京都・鴨川への侵入も確認され、京都の大学に通う学生ら約40人は京都府と協力し、19日朝から駆除活動に取り組みました。
学生らは川に入り、2時間半ほどかけて引き抜いた外来植物を次々と袋に入れていきました。
(国際ボランティア学生協会 渡邉和志さん)
「まだまだ知られていないと思うので、自分たちが活動することで、オオバナミズキンバイの存在を社会に広く知ってもらうことも重要かなと思います」
京都府は、鴨川での繁殖状況を引き続き注視するとしています。