関西の鉄道4社が29日、クレジットカードのタッチ決済で改札を通り、乗車できるサービスを始めました。来年の大阪・関西万博に向け、外国人旅行客らの利便性が向上しそうです。
(大野聡美記者)「ふだん使っているクレジットカード。専用の端末にタッチすると、改札を通過することができます」
クレジットカード決済は、阪急電鉄と阪神電気鉄道、近畿日本鉄道、大阪メトロの4社の、ほぼ全ての駅となる548駅で利用可能になりました。先行導入している南海電鉄を含め、関西で使える駅が大幅に増えました。当面の対応カードは「VISA」や「JCB」など6つのブランドです。
公共交通機関でのカードのタッチ決済は海外では普及していて、各社とも来年の万博に向けて、外国人旅行客の利用拡大につなげたい考えです。