「太陽光パネルの所有権を購入すれば利益が出る」などと勧誘し、違法な契約をしたとして、大阪府警が発電設備会社の元社長の男ら6人を逮捕したことが分かりました。
ABCテレビは逮捕前の男を取材していました。
(記者)「預託法(の違法性)について認識は?」
(池田容疑者)「今ちょっとしゃべれないです。管財人に聞いてください」
預託法違反の疑いで逮捕されたのは、山形県酒田市にある発電設備会社「チェンジ・ザ・ワールド」の元社長、池田友喜容疑者(47)ら男6人です。
捜査関係者によりますと、池田容疑者らはおととし6月から12月にかけて、太陽光パネルの所有権を購入することで「利益がでる」などと客を勧誘し、約218万円で契約を結んだ疑いが持たれています。
原則禁止されている「預託商法」と呼ばれる販売方法だったとみられます。
会社は去年2月に負債額約38億円を抱えて破産していて、債権者は約1万2000人に上るということです。
警察は6人の認否を明らかにしておらず、客から集めた金の流れなどを詳しく調べる方針です。