京都市山科区で男性が男に襲われ、持っていた鞄を物色される強盗致傷事件がありました。男性は軽傷を負いましたが、目撃者の叫び声にひるんだ男は何も盗らずに逃走しました。
先月31日の午後9時40分ごろ、京都市山科区のガレージで「助けてという声が聞こえる」と110番通報がありました。
警察によりますと会社役員(40代)の男性が車を降りて歩いていたところ、男に背後から羽交い締めにされて引き倒され、馬乗りになって殴られたうえ、持っていた鞄を物色されました。
その様子を目撃した近隣住民が警察に通報し、男に対し「警察を呼んだ」と叫んだところ、男は何も盗らずに徒歩で逃げたということです。
殴られた男性は全治2週間の軽傷を負いました。
逃走した男は30代から40代くらい、身長は身長180センチ程のがっちりとした体型で、黒色のニット帽とネックウォーマー、黒色のジャンパーを着用していたということです。
警察は強盗致傷容疑で男の行方を追っています。