神戸市中央区のバーで3月、経営者の男性が顔面などを刺された事件で警察は42歳の男を殺人未遂の疑いで逮捕しました。殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、住所不定の山田悠介容疑者(42)です。
警察によりますと山田容疑者は3月、神戸市中央区にあるバーでカウンターにあった刃渡り9センチほどのナイフでバーを経営する男性(53)の顔を複数回突くなどして殺害しようとした疑いがもたれています。
被害者の男性は血まみれの状態で店から逃げ、交番に助けを求めました。
その間に山田容疑者は店から逃走していました。
山田容疑者は店でシャンパンやテキーラ7、8杯を飲みかなり酔っていたということです。
男性は鼻の骨を折るなどのけがをしましたが、命に別状はありません。
警察は防犯カメラの映像などから山田容疑者を特定したということです。
山田容疑者は調べに対し「今年の寒い時期に三宮で飲んだ記憶はあるが(被害者を刺したことは)全く覚えがない」と容疑を否認しているということです。
警察は事件の詳しい原因を調べています。