伝統的な建物が建ち並ぶ京都市東山区の花見小路通では、松井孝治市長と住民らが観光客にマナーを啓発するチラシを手渡しました。
市の調査によりますと、観光客が無断で芸舞妓らを撮影したり、車道にはみ出して歩いたりといった意見が多く寄せられたということです。
観光客が増える秋のシーズンに合わせ、チラシの配布以外にも、市は歩道の端にコーンを設置するなど、対策を進めています。
(松井孝治市長)「観光客のみなさんにも、やはり文化が違いますから、理解していただいて、この街の風情を楽しんでいただきたいと思います」
市は活動の様子をインターネット上でも配信し、出国前の外国人観光客に対しても啓発していくとしています。