和歌山県古座川町で、特産のユズから果汁を搾り出す作業が進み、加工場は爽やかな香りに包まれています。
古座川町の山あいにある平井地区は、昼と夜の気温差が大きく、ユズの栽培に適しています。
加工場には、約50軒の農家からたくさんのユズが運び込まれます。
機械で水洗いして乾燥させ、ローラーで押しつぶしていくと、場内にユズの爽やかな香りが広がります。
搾り出された果汁は、ポン酢やジュース、シャーベットなどに加工されます。
今年は猛暑の影響で、色づきが1週間ほど遅く、収穫量も、豊作だった去年の半分程度となる70トンほどだといいます。
ユズの果汁の搾り出し作業は、今月いっぱい続きます。