行方不明になっていたドイツ人の大学生が遺体で見つかりました。灯台から1.5キロほど離れたところに仰向けで浮かんでいたということです。
1日午後2時50分ごろ、和歌山市の田倉埼沖で「人が漂流している」と海上保安庁に通報がありました。
DNA鑑定をしたところ、遺体は先月から行方がわからなくなっていた、ドイツ国籍のクラウディオ・ヴォルムさん(21)だと特定されたということです。
警察によりますと、遺体は腐敗が激しく、死因はわかっていません。
ヴォルムさんは、9月21日に観光目的で日本に入国し、30日から和歌山県を訪問。先月10日に母親とSNSでやりとりしたのを最後に連絡が取れていませんでした。
警察は死亡した経緯を詳しく調べています。