不正に入手した他人のクレジットカード情報を使い、大阪府豊中市の電子決済アプリ「マチカネポイントアプリ」のポイントを入手しゲーム機などを購入したとして、ベトナム国籍の男女7人が逮捕されました。
電子計算機使用詐欺と犯罪収益等隠匿の疑いで逮捕されたのは、八尾市の無職・チャン・マイン・ナム容疑者(32)らベトナム国籍の男女7人です。
チャン容疑者らは共謀して、7月下旬から8月上旬までの間、豊中市の電子決済アプリ「マチカネポイントアプリ」上で、架空の人物のアカウントを作成し、ポイント付与分も含めた合計31万5000円相当のポイントを不正に入手し、そのポイントを使って家電量販店でゲーム機など12点、約38万円相当を購入した疑いが持たれています。
アプリ上のポイントの入手には、フィッシング詐欺等で不正に入手したとみられる他人名義のクレジットカード情報を使ったとみられます。
警察によりますと、去年11月にも約1週間の間に7400万円分の不正チャージがあり、チャン容疑者らが関わっている可能性があるということです。
警察はチャン容疑者らの認否を明らかにしていません。
警察は、他にも指示役などがいるとみて捜査を進めています。