日本維新の会は6日、オンラインで常任役員会を開き、代表選を17日告示、12月1日投開票の日程で実施することを正式に決めました。
維新は先月27日の衆議院選挙で、公示前の44議席から6議席減らし、比例では前回の約805万票から約300万票減りました。
これを受けて吉村洋文・共同代表が「野党では一人負け状態」として代表選の実施を提言していたほか、党の創設メンバーの一人である浅田均参院会長も、馬場伸幸代表と藤田文武・選対本部長の責任を指摘し、辞任を求めていました。
代表選の実施をめぐって維新は6日までに、全国の国会議員や地方議員ら768人による投票を行い、その結果、9割を超える696人の賛成で代表選の実施が決まりました。
17日告示で、12月1日午後4時に投開票され、その後、臨時党大会が開かれるということです。
維新の柳ヶ瀬裕文・総務会長は、代表選の実施について「代表や共同代表もこれまで代表選挙は実施すべきと言ってきた。当然の流れ」と話しました。