大阪母子医療センターで産科主任部長を務める50代の男性医師は「人間としてとっくに失効している」などと部下に暴言を繰り返していました。
第三者委員会の報告書によりますと、男性医師は、業務中の部下に対し、「人間としてとっくに失効しているだろう」「人間じゃないのに人間と思い込まされて育った」などど暴言を繰り返したということです。
他にもたくさん休暇を取るなら重症例は任せられないといった発言や、当直できない日を入力したデータを抹消するなどして休暇の取得を妨害したといいます。
退職者を含む医師36人中29人が精神的苦痛を受けた、または見聞きしたと述べていて、男性医師はパワハラを認めているということです。センターを運営する大阪府立病院機構は、男性医師の処分を検討するとしています。