女性客を泥酔させ、現金を脅し取ったとして逮捕されたホストクラブ運営会社の社長らが、別の女性客に借金をさせた上、性風俗店で働かせていたことがわかりました。
ホストクラブ運営会社の社長、上埜善弘容疑者(40)ら男2人は去年、20代の女性客3人をホテルに監禁して脅迫し、消費者金融から借金をさせ、現金あわせておよそ340万円を脅し取った疑いで8日に送検されました。
警察によりますと、上埜容疑者らは、このうち1人の女性客を未払い金返済の名目で性風俗店に紹介して働かせていたということです。
店からは「一撃講習」と記載された客から金を脅しとるマニュアルとみられるものが見つかっていて、警察は、組織的な犯行とみて調べています。