13日、大阪府警曽根崎署はSNS型投資詐欺などの被害を防止するため、生成AIを使って詐欺の手口を実際に学ぶキャンペーンを実施しました。
13日午後、大阪市北区のホワイティ梅田で、曽根崎警察署とソフトバンクが合同で実施した「詐欺被害防止キャンペーン」には地域の高齢者や通行人らが参加しました。
イベントでは生成AIを使って、SNSでの詐欺グループとのやりとりを模擬体験できるコーナーも設置され、参加者たちは詐欺の手口をリアルに体験していました。
大阪府警によりますと、大阪府下でのSNS型投資詐欺とロマンス詐欺は9月末時点で736件発生し、被害額は去年の約3倍にあたる91億円に上るということです。
大阪府警曽根崎署生活安全課の北川龍課長は「『自分は大丈夫』と思わず、周りの人も含めて、少しでもおかしいと感じたら、迷わず警察や信頼できる人に相談してほしい」と話しています。