滋賀県警で証拠品など3800点以上が放置されていたことがわかりました。
滋賀県警によりますと、去年10月、彦根警察署の倉庫で雨漏りがあり、点検のため内部を調べたところ、鍵付きのロッカーの中から記録のない証拠品が複数出てきたということです。
その後県警が調査したところ、彦根署だけではなく守山署などあわせて7つの警察署で、証拠品や捜査資料などが3829点放置されていたということです。
放置された証拠品は1975年ごろから2014年ごろにかけて捜査されたもので、軍用銃や覚醒剤、現金などがあったといいます。
未解決事件や事件にならなかったものを含む証拠品だったといい、県警は、事件の捜査に影響はないとし「指導や業務管理を徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。