将棋の八大タイトルの1つ、「竜王戦」七番勝負の第4局が大阪府茨木市で始まり、防衛目指す藤井聡太竜王に佐々木勇気八段が挑んでいます。
大阪府茨木市文化・子育て複合施設「おにクル」に設けられた対局室に先に佐々木八段が入り、続いて藤井竜王が盤の前に座りました。
「竜王戦」第4局は午前9時に始まり、先手の佐々木八段が飛車先の歩を突くと、後手の藤井竜王はいつものようにお茶を口に含んでから同じく飛車先の歩を突きました。
今回の竜王戦は藤井聡太竜王が勝てば4連覇となり、永世竜王の獲得まであと1期に迫ります。
一方、佐々木八段は藤井竜王を相手に初めてのタイトル獲得がかかります。
対局は持ち時間それぞれ8時間で2日間行われ、あす16日の午後に決着がつく見通しです。