前知事の失職に伴う兵庫県知事選挙は17日投開票され、前知事の斎藤元彦さんが再選を果たしました。
(斎藤元彦氏)「あらゆる県民の皆さんと、『オール兵庫』で県政を前に進めていく」「県職員の皆さんとの関係も、もう一度再スタートしていく」「県議会の皆さんとも、政策をしっかり前に進めていく」
神戸市生まれの斎藤さんは47歳。2021年の知事選で初当選しましたが、自身のパワハラ疑惑などの告発文書問題で県議会から不信任決議を受け、9月に失職していました。
7人の争いとなった選挙戦では、「兵庫の躍動を止めない!」をキーワードに、若者世代への支援の継続などを訴えました。
出口調査では、斎藤さんは自民支持層の5割弱、維新支持層の5割強に加え、無党派層からも、全候補の中で最も多い5割を超える支持を集め、前尼崎市長の稲村和美さんらを退けました。
投票率は55.65%で、前回を14ポイント以上上回りました。