大和ハウス工業が、9月に解体工事を終えた「大阪マルビル」の、建て替え計画の概要を明らかにしました。円筒形の形状を継承して「都市再生のシンボルツリー」を目指すとしています。
19日に発表された建て替え概要によりますと、新しいビルは高さ約192メートルで、以前より70メートル近く、高くなります。
地下4階、地上40階のビル内には、ホテルや商業施設のほか、コンサートホールも入る予定です。
1976年に完成した旧マルビルは長年、大阪・梅田のランドマークとして親しまれてきましたが、老朽化に伴って建て替えが決まり、解体されました。
大和ハウス工業は、マルビルの名物だった「回る電光掲示板」を新しいビルに継承する考えで、正式名称とあわせて、今後検討を進めていくとしています。
ビルの開業は2030年の予定です。