選挙での苦戦を受け大阪維新の会の「刷新プロジェクトチーム」は19日、党勢の立て直し策として議員の「定年制」や「期数制限」などの導入を党に提言しました。
維新の「刷新プロジェクトチーム」は8月、箕面市長選挙で結党以来初めて公認の現職候補が落選したことなどを受けて立ち上げられ、選挙で苦戦が続く理由などについて分析してきました。
チームの調査によりますと、過去1~2年で維新の支持者は約25%減ったといい、その理由について「党勢が拡大し、『既得権益側』にまわってしまった」ことなどを挙げています。
こうした状況の打開策としてチームは19日、議員などの期数について3~5期を上限とすることや、定年制を導入し、立候補時の年齢を60歳もしくは65歳未満で検討することなどを提言しました。
また、党費を使った飲食の禁止なども求めています。
19日に代表の続投が決まった吉村洋文氏は、提言を受け党内に横山英幸・代表代行を本部長とする刷新本部を設け、改革を進める方針を示しました。