大阪市北区のストリップ劇場で、ダンサーの女に下半身を露出させ、客に撮影させたなどして、警察は劇場を強制捜査し、経営者の男らを逮捕しました。
公然わいせつの疑いで19日夜に現行犯逮捕されたのは、「天満東洋ショー劇場」の経営者の男(66)や従業員ら、男女計10人です。
経営者の男らは共謀の上、19日に劇場内で、ダンサーの女らに舞台衣装を脱がせ、下半身を露出させた上、客にカメラで撮影させるなどした疑いが持たれています。
付近の住民らによる情報提供などから、警察が内偵捜査を進めていました。
10人のうち9人は「間違いありません」などと容疑を認め、1人は「私は露出しているところは見ていません」と否認しています。
「天満東洋ショー劇場」は「西日本最大級のストリップ劇場」などとPRし、1年間の売り上げは約2億6200万円に上るとみられていて、警察が店の実態を詳しく調べています。