自転車の交通ルールを呼びかける「自転車マナーアップ強化月間」(11月)に合わせ、大阪府警が踏切で危険な横断をする自転車の取締りを実施しました。
大阪府警・北堺署は20日夕方、堺市北区の南海電鉄・中百舌鳥駅近くの踏切で、自転車の取締りを実施し、交通ルールを守るよう注意を呼びかけました。
警察によりますと、夕方の帰宅ラッシュの時間帯に踏切の危険な横断が目立っていて、今回の取締りでは遮断機が閉じようとしているのに、自転車で踏切内に立ち入ったとして10代から60代の男性3人に交通切符を交付したということです。
隣接する別の踏切と合わせると2018年以降、歩行者を含む3件の死亡事故が発生していて、強引な横断や「ながらスマホ」で列車の接近に気付かない事例があったということです。
北堺署は「自転車も車と同じ車両であるという意識を持って、交通ルールを守ってほしい」としています。