奈良県斑鳩町で女性の住宅の敷地内に侵入したとして、町役場の幹部職員の男が逮捕されました。男は女性に対して「好意的な感情があった」と話しています。
住居侵入で逮捕された斑鳩町役場の住民生活部部長・栗本公生容疑者(60)は、19日の午前4時半頃、奈良県斑鳩町の一人暮らしの女性(66)の住宅の玄関で、扉を開けようとドアノブを何度も回した疑いが持たれています。
物音を聞いた女性が翌日警察に相談し、21日の同時間帯に警察が女性宅を張り込んだところ、栗本容疑者が現れたということです。
栗本容疑者は「間違いありません。きちんと施錠がされているか確認するために入りました」と一部容疑を否認しています。
警察によりますと栗本容疑者と女性は面識があり、女性に対して「好意的な感情があった」と話しているということです。
女性は8月にも、「ガレージに知らない男が入ってくる」と警察に相談していて、警察は栗本容疑者が関わっているとみて捜査を進めています。