ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、使用済み食用油をアトラクションの燃料に再利用します。
(記者リポート)「USJの人気アトラクションジョーズ。使用済みの食用油で動いているということです」
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンには28のレストランがあり、年間約190トンの食用油が廃棄されていました。
USJは、この廃棄された油から不純物を取り除くなどしてバイオ燃料に生まれ変わらせ、22日から、その一部をジョーズのボートを動かす燃料として活用します。
(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 海老原陽さん)「社会全体に貢献できるようなテーマパーク作りを進めさせていただきたい」
バイオ燃料はパーク内だけでなく、輸送・建築業界でも使用され、航空燃料としての利用も検討しているということです。
また、USJは今年8月よりチャリティグッズなどを販売し、その売り上げ約400万円を大阪府の「子ども輝く未来基金」へ寄付する贈呈式も合わせて行われました。