大阪府高槻市の市営バスの男性運転手が、乗客の忘れ物のカバンから現金約4万円を盗んだとして、懲戒免職処分になったことが関係者への取材で分かりました。
懲戒免職となったのは高槻市交通部運輸課の男性職員(43)です。
関係者によりますと、10月28日、市営バスを利用した客が財布が入ったカバンを車内に置き忘れたことに気づき、営業所でカバンを受け取りました。
その際、乗客が財布を確認すると、現金約4万円が無くなっていたということです。
今月に入って警察官が別の職員とともにバス車内のドライブレコーダーを確認したところ、バスを運転していた男性が財布の中から現金を盗む様子が映っていたということです。
男性が市の調査に対し、事実を認める趣旨の説明をしたことなどから、市は懲戒免職処分としました。
警察は被害届を受理していて、詳しく調べています。