京都市役所と西宮神社が国の文化財の候補になりました。
京都市役所本庁舎は、明治から昭和にかけて活躍し、「関西建築界の父」と呼ばれる建築家の武田五一の監修で、1927年に建てられました。
鉄筋コンクリートの地上4階、地下1階建てで、階段ホールにイスラム風のアーチを施すなど、東洋風のデザインの内装も評価されました。
このほか、年始の恒例行事「福男えらび」が催される、兵庫県西宮市の西宮神社の本殿や拝殿なども候補になっています。
京都市役所と西宮神社は、来年2月ごろ正式に国の有形文化財に登録される見通しです。